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3月, 2022の投稿を表示しています

"話したい"が”知りたい”に、探究心に

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  こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、探究心について書きます。 これからの時代、知識だけではなく、探究が必要だとよく耳にします。 ❤︎"勉強"と"探究" 勉強は、 与えられた課題を解決する能力を高めるトレーニング 探究は、 自ら課題を探して、 それを解決する力を磨くトレーニング ❤︎探究心が必要 人工知能は、 過去の知識やアイデアは完璧に持つことができますが、 新しい知識やアイデアを創ることはできません。 だから、 知識やアイデアを生み出すことができる人 知識やアイデアを形にすることができる人 強烈な熱量で 「これを探究したい!」というものを持てる人 が貴重な存在になります。 ❤︎2つの仕事の形態 ❶ファンクショナル(機能的価値)な仕事 ❷エモーショナル(情緒的価値)な仕事 ❤︎ファンクショナルな仕事とは ファンクショナルな仕事とは、 便利で役に立つ仕事のことです。 この仕事には、 ロボットやAIがドンドン進出してきます。 ❤︎エモーショナルな仕事とは エモーショナルな仕事とは、 ときめく体験を提供する仕事のことです。 この領域は人が創り出す仕事です。 そこで求められるのは探究心です。 ❤︎子どもの探究心を育てるためには 人間は、 もともと高いコミュニケーション能力を持っています。 子どもは、 自分の好きなことは、 よく知っていて、 それを親に話したがりますね。 ❤︎"話したいことを持つ力"を育てる 人間の行動力や発信力を引き出すのは、 自分が"話したい!""伝えたい!" というものを持つことです。 "話したいことを持つ力"を育てることが大切です。 "話したい"ことを持てば、探究心が育ちます。 ❤︎子どもの話をしっかり聞く 子どもが、 なにか話しをしてきたら、 どうな話題でも、 しっかりと聞いてあげましょう。 そして、 オーバーアクションで感動したことを伝え、 その話題を拡げてあげましょう。 聞いてあげることで、 より関心が強くなり、 探究心が育ってくるでしょう。 ❤︎虫博士、花博士…… 子どもを、 花博士や虫博士など、 "……博士"にしまし

朝食と睡眠と運動を適度にしないと、学力に悪影響

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろ です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、学力を高めることについて書きます。 ❤︎脳の中に道が生まれる 脳のなかには、 さまざまな電気信号をやりとりする道がたくさん存在します。 外的刺激を受けることで、 次々に道が生まれ、 複雑な構造が作られていきます。 ❤︎脳の発達は、脳内に高速道路をつくること 脳内にたくさんの道ができて 複雑になりすぎると、 今度はいくつかの道を統括する 強い道が作られます。 道路にたとえれば、 高速道路をつくるようなものです。 新たな回路をつくることで、 古い道は刈り込まれ、 脳内の回路は整えられていきます。 ❤︎九九や楽譜を覚え、高い次元へ 算数で九九を覚えるのは大変ですが、 そこから先はひっ算や割り算への応用がどんどん進みます。 ピアノの楽譜を読みドレミを理解するのは大変ですが、 ある程度弾けるようになると次々に新しい曲が弾けますね。 ❤︎感情も次元が変わっていく 感情でもそうです。 赤ちゃんのときは人の声や表情に対して 「心地いい」かそうでないかの判断しか持たなかったのが、 成長するにつれ、 人の表情を読んだり、 声のトーンで 相手の機嫌を察することができるようになります。 ❤︎脳は人としての能力を高める 脳の発達の途中で、 初期の道を刈り込み、 新たな強い道が完成することで、 人としての能力を高めていくのです。 ❤︎脳を使うにはエネルギーが必要 頭を使うと甘いものが食べたくなります。 これは、 脳を使うことで エネルギーが使われているからです。  ❤︎子どもを脳は大人の2倍のエネルギーが必要 発達する子どもの脳は、 大人の約2倍ものエネルギーを消費するといわれていますから、 大人より多くのエネルギーを摂取しなければならないのです。 ❤︎脳にいい生活習慣 ❶朝食❷睡眠❸運動です。 ❤︎朝食をきちっと食べている子どもは成績がいい 当然、 エネルギーは"食事"から摂取します。 基本は3食を決まった時間に食べること。 なかでも、 もっとも大切なのは朝食です。 ❤︎脳にいい朝食 では、 どんな朝食がよいでしょうか。 砂糖を多く使われていない食品と Glycemix index(GI)値の高くない食品 を食べることです。 GI値の低い食品は、 血糖値をゆるやか

文字に対する抵抗をなくす”素読”

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろ です。 ご訪問いただき、ありがとう。 今回は、素読について書きます。 ❤︎国語力は学ぶことの基礎 文章を読んで、 その内容を正確に理解することは、 学ぶことの基礎になります。 これが国語力になります。 ❤︎国語の勉強法として、素読・音読が大切 日本では、 江戸時代の寺子屋や藩校では、 論語などの四書五経を素読させていました。 ❤︎素読とは 素読とは、 「内容の理解は二の次にして、 文字だけを声に出して読むこと」です。 ❤︎湯川秀樹も素読 日本人として初のノーベル受賞者となった 湯川秀樹博士は、 自伝『旅人ある物理学者の回想』で 素読の効果を話しています。 ❤︎素読の効果 「私はこのころの漢籍の素読を決してむだだったとは思わない。…… 意味もわからずに入って行った漢籍が、 大きな収穫をもたらしている。 その後、 大人の書物をよみ出す時に、 文字に対する抵抗は全くなかった。 漢字に慣れていたからであろう。 慣れるということは怖ろしいことだ。 ただ、祖父の声につれて復唱するだけで、 知らずしらず漢字に親しみ、 その後の読書を容易にしてくれたのは事実である」 ❤︎素読がスムーズにできなくてもいい 素読をスムーズにできないのはなぜでしょうか? それは、 文章中に知らない言葉が含まれているからです。 例えば 「おどろおどろしい」と書かれていても、 この言葉を知らなければ 「おどろお・どろしい」 と分けて読むかもしれません。 この時、 「こんな文章もきちんと読めないの」とか 「ダメねえ」など、 子どもを否定するような言葉をかけるのではなく、 「おどろおどろしいという言葉があってね、 今日はこの言葉を覚えようね」 と励まします。 そして、 うまく読めれば、褒めてあげてください。 ❤︎言葉が知識としてインプット 素読は、 目で文章を見ると同時に、 口から発音された自分の声が 耳から入ってきます。 この一連のプロセスを経ることで、 言葉が知識として脳にインプットされます。 これを繰り返すことで 知識が定着していきます。 ❤︎素読は、楽しく知識を定着させる 「よい声で読んでいるね」 「楽しそうに読めているね」と、 素読が気持ちよくさせてあげて下さい。 短い文章から、 長い文章が読めるように、 大切なことは、 いろいろな種類の長文を 楽

音読は”おうむ返し”、作文は"時"を限定して

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろ です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、ご家庭での国語の勉強について書きます。 ❤︎音読を重視しましょう。 音読には、 記憶力、 コミュニケーション能力、 思考力、 発想力 などをアップさせる力があると言われています。 まだまだ沢山の効果があります。 ❤︎音読は難しい 子どもにとって音読は、 最初は難しいです。 読み飛ばしてしまったり、 句読点がついているのにそこで区切らずに、 変なところで切ってしまったり、 自分の言葉で読み替えてしまったりして、 音読がきちんと出来ず、 物語を理解することができません。 これでは、音読はきらいになります。 ❤︎おうむ返し そこで、 "親が先に読んでお手本を示し、 その後子どもがマネをして読む" おうむ返し読みします。 小さい子どもは、 目で読むことにまだ慣れていません。 耳から入った言葉であれば、 読みやすいです。 ❤︎「マネして読んでごらん」 「お母さんが、 少しずつ区切って読んであげるから、 その後マネして読んでごらん」 と優しく声を掛けてあげれば、 音読が自然に自力で読めるようになっていきます。 ❤︎作文も難しい 作文を書くには5W1Hが必要です。 最初は難しいです。 「何でもいいから自分の好きなように作文しよう」 と言われても子どもは困ってしまいます。 出来事を時系列にだらだらと書いてしまいます。 まず、 書く題材を決めてあげましょう。 ❤︎"時"を限定して そして、 「今日、公園で鉄棒をしたことを書いてごらん」 「図工で工作をしたことを書いてごらん」…… "時"を限定して書かせるよう誘導すれば、 ぐんと書きやすくなります。 ❤︎より深く話が展開できる また、 短い"時"に限定すると、 出来事の中で 思ったことや、 感じたことを入れていかなければ、 文字数を稼げませんから、 自然とよい作文が書けるようになります。 一つの出来事について、 より深く話を展開できるようになります。 ❤︎まとめ。音読は”おうむ返し”、作文は"時"を限定して 読むこと、書くことが好きになると、 子どもたちは、 いろいろな言葉を聞き、 いろいろな本を読み、 聞いたこと読んだことを考え

試行錯誤が、子どもの可能性を拡げる

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろ です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、試行錯誤について書きます。 ❤︎試行錯誤は考える力 試行錯誤することが、 考える力を養います。 試行錯誤は、 ものごとを考える時に、 誰もが普通に行っていることです。 ❤︎試行錯誤はPDCAサイクル 試行錯誤は、 自分なりの仮説を立てて、 実行してみて、 検証する。 いわゆる PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)サイクルです。 ❤︎中学受験の問題に試行錯誤 中学受験の問題は、 小学生の子どもにとっては、 試行錯誤するのにぴったりの教材です。 ❤︎問題❶ 例えば、 次のような問題考えてみます。 1+2+3+4+5+6+7+8+9=? もちろん、 順番に足していっても、 答えは出ます。 けれども、 単純に足していく以外にも計算のやり方はないか、 と問いかければ、 試行錯誤が始まります。 ❶試行錯誤1 数式を見て(1・9)(2・8)・・・ と足して10になるセットを見つける子どもがいます。 ❷試行錯誤2 あるいは、 1を5-4、9を5+4、2を5-3、8を5+3と考えて、 結局5が9つあると考える子どももいるかもしれません。 ❸試行錯誤3 または、   1+2+3+4+5+6+7+8+9 +)9+8+7+6+5+4+3+2+1 と考えて、10×9÷2=45と答えを出すこともあり得るでしょう。 ❤︎試行錯誤で大切なこと ❶何らかの見通しを持って試行錯誤する 大切なことは、 何らかの見通しを持った上で、 試行錯誤することであり、 これが考えることなのです。 ❷「なぜ?」「どうして?」を投げ出さずに考えられる また、 粘り強く、 最後まで投げ出さないで 試行錯誤することです。 ❤︎問題❷ 次は、魔法陣の問題です。 正方形型の9つのマスに、1から9までの数字を一回だけ使い、タテ・ヨコ・ナナメに並ぶ3つの数の和が同じになるように、数字を入れる問題です。 ❶試行錯誤1 どこか端の数字を決めてしまったらどうなる ❷試行錯誤2 各行各列の和が15になるのは、なぜか ❸試行錯誤3 真ん中の数か5でなければいけないのは、なぜか 当てずっぽうではなく、 何らかの見通しを立てて、 試行錯誤しながら考えていく。 これは算数に限らず、 いわゆる理系科目全般に共通する考え方です。 ❤

子どもに"幸せ感"を教えよう

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろ です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。   今回は、幸せについて書きます。   ❤︎不安感がいっぱいの世の中 コロナ禍、 ウクライナ問題、 物価の上昇… 世の中の常識が変わろうとしている不安定な中で、 子どもに何を教えなければならないでしょうか。 ❤︎子どもを追い回す あれもこれもと、 子どものためと思い、 ついつい子どもを追い回してしまいます。 追い回される子どもも大変ですが、 追い回す親も大変ですね。 また、 親が追い回さなくても、 将来に対する不安(学歴、仕事、結婚…)は、 常に子どもにつきまといます。 ❤︎"幸せ"を教えることが最も大切 未来を見すえることも大切ですが、 今を大事にして、 "幸せ"を教えることが、 結局、 子どもの将来のためには最も大切です。 ❤︎子どもに"幸せ"を教えるには? ❶一緒に過ごす 子どもと一緒に、 料理をしたり、 散歩をしたり、 本を音読したり…   日常生活の中で、 子どもと一緒に楽しいという時間を過ごすこと、   ❷夢中になれる時間をつくる 子どもが夢中になれる時間を作ってあげること、 このようは時間を作ってあげることが、 子どもに"幸せ"を感じさせ、 "幸せ"教えることになります。 ❸親の笑顔を見ること また、 何よりも、 親の笑顔を見ることが 子どもに "幸せ感"を与えます。 そんな"幸せ"を体験したことが基礎となって、 将来、 大人になったときの自分の幸福観を作り上げていきます。 ❤︎まとめ。"幸せ感"はパワフル   例え根拠がなくても 自信を持ち、 楽観的で、 パワフルにパフォーマンスができる人は、 今を楽しく生きることができます。   その源が"幸せ感"です。 一緒に過ごし、 何でもいいので夢中になれる時間を持ち、 笑顔でいることが、 "幸せ感"を育てます。

ガマンを育てよう

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、ガマンについて書きます。 ❤︎ガマンできない3つの理由 ❶生理的な理由からガマンできない 眠いとき、 お腹がすいたとき、 体調不良のとき……です。 ❷人間関係からガマンできない 親との関係がギクシャクしたり、 兄弟姉妹といつもケンカが絶えなかったり…です。 友人とのケンカや、 友人がいない一人ぼっち感から イライラしてガマンできないこともあります。 ❸発達年齢でガマンができない時期にある 自分自身を作っていく節目の時期は、 精神的不安定から、 いろいろなことをガマンできない状態になっていることがたくさんあります。 ❤︎自分をコントロールできないと大変なことになる 年齢によって、 ガマンの種類、程度、強弱は異なります。 ガマンを自分でコントロールできないと、 将来、大人になっても、 社会に対するガマンができなくなります。 ❤︎子どもに必要な3つのガマン ❶衝動を抑え、自分の命に危険が及ぶ行動をしないガマン ❷人に迷惑をかける行動、人を傷つける言動をしないガマン ❸ものごとを成し遂げる過程でのガマン ❤︎ガマンする力を養うための4つのステップ ❶集団生活の始まりは、親がガマン 幼稚園、保育園など集団生活に入ったばかりの時、 集団の中で、 子どもはそれに慣れることに一生懸命です。 親は、 この時期に子どもと しっかり向きあわなければなりません。 親の「ガマン」の時期です。 子どもの気持ちを汲んだ対応を心がけます。 子どもの話しを スマートフォンを見ながら返事をしたり、 忙しいので 食事も簡単なもので済ませるのではなく、 丁寧に接し、 食事はできるだけ手作りしましょう。 ❷6歳くらいまでは、ゆっくり見守る 集団生活に慣れると。 子どもの意識は友だち関係に より強い関心を示します。 情緒的には安定していきますので、 ガマンが少しずつでき、 話を聞けるようになります。 そして、 大人と同じような細かい情緒が出てきます。 恥ずかしがり、 失望、 羨望、 希望、 不満足、 心配などが出ます。 そんな時は、 まだまだ心が安定せず、 ガマンしなければと頭で思っても、 ガマンできないこともあるのです。 親は、子どもとをしっかり見守ってあげましょう。 ❸7歳〜9歳。子どもの意向を大

「いい子だね」で頑張り、「うれしいよ」で心の栄養補給

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  こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、いい子について書きます。 ❤︎「いい子だね」と褒める   「あなたは、いい子よ」 とお母さんが子どもを褒めます。   褒められると、 子どもはうれしくなり、 いい子になろうと努力します。   ❤︎「いい子だね」と評価 子どもが〝いい行動〞をしたとき、 「いい子だね!」褒めるのは、 子どもを評価することになるのかもしれません。   ❤︎子どもは親に褒められたい   でも、 子どもば親にいい評価をされたいんです。   親にとっての特別な存在であり続けたいと思っています。   ❤︎いい子になろうと背伸びする   いい子と言われるのが嬉しくて、   ひょっとすると、 子どもは無理にいい子になろうと 背伸びし過ぎるかもしれません。   親の期待に応えたくて、 ウソをつくかもしれません。   そんな時、 ❤︎「お母さん、とってもうれしいよ」   と自分の気持ちを伝えると、 無理した心の不安定さと親の気持ちからの心の安定が 心のバランスをとり、 ちょうどよい成長をもたらします。   ❤︎たとえは、   お友だちにおもちゃを譲ってあげていたら、 「友だちに優しくできたね。」 そして、 「ママはとってもうれしいよ」 と言いましょう。   ❤︎悪い評価はせず、親の気持ちを伝える   もし、子どもが野菜を床に落としたら、   「ワガママはやめなさい! ダメな子!」 と〝悪い評価〞をしてはいけません。   「あーあ、農家の人が一生懸命つくってくれた野菜を落としちゃった。お母さん、悲しいなあ」 と親の気持ちを伝えます。 ❤︎まとめ。「いい子だね」で頑張り、「うれしいよ」で心の栄養補給   子どもは、 「いい子」と褒められるとうれしいです。 もっと「いい子」と褒められたいから無理をします。 無理をすると 「いい子」になることに疲れてしまいます。 そんな時、 親の気持ち「うれしいよ」…を伝えましょう。 子どもの心がリフレッシュし、また、頑張る気持ちが湧き上がってくると思います。   その「よくなろう」と無理をすることが、 子どもの成長につながることではないでしょうか。

失敗はたくさんのチャンスを与えてくれる

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、失敗について書きます。 子どもには、 失敗を恐れず、 何事にも意欲的に挑戦できる人間になってほしいですね。 ❤︎子どもとの信頼関係を築く 親が子どもと信頼関係をしっかり築いていると、 子どもの気持ちの中に、 「失敗してもいい」 なにか問題が起きても「お母さん、お父さんのところにいけば大丈夫」 と思えるようになります。 ❤︎親は安全基地 子どもが親を「安全基地」だと 感じているということです。 その安心感が、 子どものチャレンジ意欲・自己肯定感を高めます。 ❤︎自己肯定感が低いと 逆に、 自己肯定感が低いと、 「どうせ自分にはできない……」と思い、 チャレンジしない。 まわりの目を気にして、 友だちや親の前で失敗して恥ずかしい思いをしたくない。 その気持ちが、 チャレンジから遠ざけてしまいます。 ❤︎子どもが失敗したとき なにかにチャレンジして 子どもが失敗したときにするべきことは、 子どもがどこでどうつまずいたかという分析をすることです。 つまずいた箇所を発見できれば、 そこだけを手伝ってあげます。 ❤︎失敗を乗り越える体験が次のチャレンジに そうすれば、 失敗を乗り越えて成功体験を得ることができ、 次の挑戦につなげることができます。 ❤︎失敗した部分だけ手助け 注意しないといけないのは、 あくまで「失敗した部分」だけを手伝うことです。 全部を手伝ってしまうと、 子どもは「お母さんにやってもらえばいいや」 と思ってしまって、 チャレンジしない子どもになってしまうかもしれません。 ❤︎子どもとの対話が最も大切 子どものチャレンジ意欲を高めるため、 日頃の子どもとの対話によって 信頼関係を築くことが最も大切です。 ❤︎「カッコいい」とおだてよう! また、 なにかがうまくいかなくて子どもが困っているときは、 上手に「おだてる」ことも効果的です。 たとえば 「カッコいいところ、見てみたいな」 という言葉です。 そういう言葉で、 子どもはやる気を出します。 それでうまくできたら、 「カッコよかったね」というふうに、 大袈裟にで褒めてあげましょう。 ❤︎子どもが失敗した時がチャンス 子どもがお手伝いをするといって、 お皿を割るなどの失敗をしたとします。 その時がチャンス

"Yes,but"と"Yes,and"

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こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 今回も、ポジティブな言葉について書きます。 ❤︎ネガティブうさぎ よく、 ネガティブな言葉を言ってくるうさぎが ささやきます。 そんな時は、 「でも、……」 でしたね。 ❤︎励ます言葉をささやくポジティブうさぎ 「大丈夫、やればできるよ!」の 励ましうさぎ 「よくやっているよ」の ほめうさぎ 「マイペース、マイペース」の マイペースうさぎ …… 自分を元気づけてくれたり、 安心させてくれるようなウサギを、 自由な発想でイメージします。 ❤︎ポジティブな感情の子ども 夢のような話をするとき、 子どもの心はポジティブな感情で 満ちあふれています。 ❤︎ポジティブな感情に足を引っ張る" Yes,but" ところが、 親はつい現実的に考え、 「さすがにそれは無理 …… 」 と水を差してしまうことがあります。 また、 「それは素晴らしいアイデアだね。でも …… 」 といったんは肯定しつつ、 実現の可能性が低いなどの理由で 結局は否定する言い方 "Yes, but(そうだね、でもね)" は、 子どもの感情の足を引っ張り、 をネガティブにします。 ❤︎ "Yes, and" の心を大切に 自由な発想やアイデアを 途切れさせないよう、 "Yes, and (そうだね、それで) ……" と、 もっとその発想を深めていくような問いかけをします。 子どもに対しても、 「それで、どんなことができるの?」 「それはどうしたら実現できるの?」 というポジティブなコミュニケーションをとることで、 創造力を前向きに伸ばしていくことができます。 ❤︎まとめ。 "Yes,but"と"Yes,and" 言葉は言霊です。 言葉がその人をつくり、 そしてその人に返ってきます。 ポジティブ言葉はプラスのエネルギーを。 ネガティブ言葉はマイナスのエネルギーを集めてきます。 だからこそ、 子どもにポジティブ言葉を使えるように、 "Yes,but"でブレーキをかけず、 "Yes,and"でギアをトップに入れてあげましょう。

ネガティブ感情をポジティブに変える言葉

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​ こんにちは、 学びスタジオ®︎ の代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。   今回は、ネガティヴとポジティブについて書きます。   ❤︎ ネガティブは、遺伝子に組み込まれている 人間はネガティブな感情は忘れにくく、 ついそのことばかり考えてしまう傾向にあります。 それは、 人間が進化の過程で恐怖や不安、 怒りや非難 といったネガティブな感情を抱くことで 生命の危険から身を守ってきた結果、 脳がそうしたネガティブな感情のほうが重要だ と判断するようになったからです。 ❤︎ネガティヴな感情はブレーキ ネガティブな感情は、 緊張や疲労感、無気力や 自信のなさにつながります。 失敗を恐れず、 新しいものに挑戦しようとする気持ちや行動に ブレーキをかけてしまいます。 ❤︎6種類の"ネガティブ"うさぎ ネガティブな感情を"ピョンピョンはねて、 考えを吹き込んでくるうさぎ"にたとえます。 「君のせいだ」の非難うさぎ 「劣っている」の負けうさぎ 「悪いことが起こる」の心配うさぎ 「できるわけない」のあきらめうさぎ 「自分が悪いんだ」の罪悪感うさぎ 「関係ないし」の無関心うさぎ ❤︎うさぎと対話 子どもがネガティブな考えに陥っているときは、 この中でどのタイプがピョンピョンしているかを一緒に考え、 そのうさぎと対話をします。 そして、 うさぎが吹き込む否定的な表現を、 肯定的な表現に置き換えていきます。 そのようにして気持ちを立て直すことで、 ポジティブな気持ちや行動へと子どもを導きます。 ❤︎「そうだね」で共感 まずは子どものネガティブな感情に 「そうだよね」と共感したうえで、 「少しだけ前向きに言い方を変えてみよう」 とうながします。   ❤︎"前向きな言葉"「でも……」で考える うさぎの言っているセリフをイメージし、 その後に「でも……」と続けて、 どんなふうに言葉を続ければ、 前向きな行動につなげられるかを考えます。 ❤︎非難うさぎには   「あの子のやったことは悪い」 と言う非難うさぎには、 「でも、 自分が悪いところもあるかもしれないから直すようにしよう」 ❤︎心配うさぎには 「うまくいくか不安だ」 と言う心配うさぎには、 「でも、 やらないよりやったほうがいい経験になる」   ❤︎