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6月, 2022の投稿を表示しています
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  こんにちは、 四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室 塾長・ 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、我慢について書きます。 ❤︎「我慢しなさい!」 子育てをしている親なら子どもに言ったことのある言葉だと思います。 確かに、 我慢のできないと、 友達との関係がうまくいかなかったり、 将来社会に出ても環境に適応できなかったり、 心配です。 ❤︎「子どもを我慢のできる子に育てたい」 では幼い頃から何でも我慢させていれば、 我慢が身についていくのでしょうか? 実はそうではありません。 ❤︎我慢できる子は、本来の姿を抑え込んでいる危険性がある 幼い頃、 親に「我慢しなさい」と言われ、 我慢している子どもは、 「いい子」「お利口な子」「親の躾が行きとどいた子」 と良い評価をされることが多いですね。 確かに、 危険であったり、他人に迷惑を与える場合は、 我慢させなければなりません。 ですが、一方で、 子どもは、様々なものに興味を持ち、 「知りたい」「やってみたい」 という気持ちや意欲を強く持っています。 いつも「我慢できて、いい子」 と言われ親から褒められている子は、 「いい子にしてなきゃ、お母さんに褒めてもらえない。お父さんに嫌われる」 と思い込み、 子ども本来の姿を抑えてしまいます。 このような子は、 親が見ていない所では我慢できなかったり、 ある時、 急にキレてしまうこともあるでしょう。  ❤︎いつも我慢を強いられている子の心は、満たされない 親からいつも「我慢しなさい」と我慢を強いられている子どもは、 自分のやりたいことや欲求をいつも阻む親に対して、 不満や不信感を抱いたり、 「我慢しない自分は、親に愛されない」と心に満たされないものを感ます。 そうすると、 その心の隙間を埋めるために駄々をこねたり、 愛情を確かめるために親を困らせたりします。 我慢できな子とは、 いつも親から我慢を強いられている子ともだ言えます。 ❤︎ありのままの姿を認められることで子どもの心は満ちてくる 「我慢できたあなたは、いい子だから好きよ」 ではなくて、 「我慢できないあなたも愛しているよ」と、 ありのままの子どもの姿を全てを認め、 受け入れましょう。 そうすることにより、 「どんなわたしでも親は愛してくれる」と感じ、 親子の信頼関係が深ま

畑で子どもに自給力を①〜世界一肥沃な土壌ウクライナのチェルノーゼムを目指して

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  こんにちは、 四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室 塾長・ 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 私は今年から、三重県で農園を作りたいと思って準備しています。 今回は、肥沃な土壌について書きます。 ❤︎ 世界一肥沃な場所 世界一肥沃な土壌は、 ウクライナの黒色土の " チェルノーゼム " です。 ❤︎ ウクライナの " チェルノーゼム " はなぜ肥沃なのか チェルノーゼムの気候は、 乾燥気候と湿潤気候の境界に分布している ステップ気候です。 チェルノーゼムが分布する地域では、 春に一年草の草が一斉に生え、 夏に乾燥し、 秋に一気冷え、 植物が枯れてしまう。 それが腐って肥料となります。 また雨が少ないため、 中性が保たれ、 土壌の栄養分が流れ出ることがありません。 そのため、 腐敗した土壌が積もりに積もってできた土壌は 非常に栄養分が高く、 黒色になります。 ここでは肥料を与えなくても 農作物の栽培が可能な土壌となりました。 ❤︎ 日本では森ができる ウクライナでは、 夏の乾燥と秋の寒さで、 植物が枯れ一年草しか生息しませんが、 日本は温暖湿潤気候で 雨が多いため、 植物が完全に枯れず、 多年草が生息してきます。 そして、 多年草が大きくなり、 それが木になり、 森になっていきます。 しかも、 雨は酸性雨なので、 土壌は酸性になります。 ❤︎ 日本で肥料のいらない野菜作りをする 日本で肥料をやらない土壌を作るには、 手を加えて、 日本の土壌を ウクライナのチェルノーゼムのような状態にします。 そのために、 雑草を活用します。 ❶雑草の根を残して、地上部分を刈ります。 ❷畝(野菜を育てる部分)をしようとする部分に、通路の部分の土を積み上げます。 ❸畝に完熟した堆肥を入れ、耕します。 ❹畝の中の根、特に地下茎を取り除きます。 ❺畝を平にします。 ❻畝の上に、刈った雑草を敷き詰め、地面が太陽に当たらないようにします。 ❼残った雑草は、堆肥にします。 ❤︎ 雑草が微生物を活動させる 畝の上に 雑草に被せることで、 土の中の保温効果があり、 堆肥を入れた土の中のでは、 微生物が活動して土を肥沃にしてくれます。 ❤︎ 雑草が水を保存させる また、 雑草を被せることで、 最も土のダメージを与

虫育は、強い心を教えてくれる

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  こんにちは、 四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室 塾長・ 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、虫育について書きます。 ❤︎虫は人間の大先輩 人間が誕生したのは700万年前、 虫が誕生したのは4億8000万年前です。 虫は人間の大先輩になります。 また、 地球上の生物が170万種に対して、 虫は100万種もいます。 生物全体の約6割を虫が占めていることになります。 ❤︎"うまくいく"ことに慣れている 現代の子どもたちは、 "うまくいく"事ばかりに慣れている 気がします。 モノが溢れて、 食べたいものが食べれる。 少子化で子どもが減り、 昔に比べると両親や祖父母から 過保護に扱ってもらえたり、 金銭的な投資をしてもらえます。 きょうだいがいない・少ない家庭が多く、 ケンカする機会も減っています。 ❤︎思い通りになる 生まれた時から スマホやタブレットが近くにあり、 自分の好きなアニメや動画が見たいと思った時に見れる。 You Tubeは、一つ動画をみると、 次から次へと自分の興味関心のある動画が記憶されてきます。 それをどんどんタップしていけば、 どんどん自分の興味のある面白い動画が流れてきます。 自分を楽しませてくれて、 全て自分の思い通りになる状態です。 ❤︎虫は思い通りにならない 対する虫育は、 思い通りにいかないことばかりです。 「あの虫を捕りたい!」と思っても、 その虫がその場所にいるかはわかりません。 虫がいても、 飛んだり跳ねたり隠れたり・・・・ 人間より遥かに速いスピードを出す虫です。 捕ろうとしても、 目の前で逃してしまう。 そんな経験がしょっちゅうです。 ❤︎うまくいかない経験 夜行性のカブトムシをつかまえるべく、 AM4時半に家を出て公園にいったり、 夜の公園に行ったり、 「きっといる!」と信じ、 カブトムシを探します。 でも、見つけることはできません。 あんなに時間をかけたのに、 あんなに暑い中探したのに、 あんなに早起きしたのに・・・・ いろんな悔しさが、込み上げてきます。 けれど、 子どもは「残念だったねーー!来年またがんばろう!」と前向きになれます。 虫捕りでうまくいかない経験をしていると、 上手に気持ちの処理ができるようになります。 ❤︎