"オノマトペ"は、楽しく、力強く脳に働きかけ、やる気をアップ
こんにちは、 四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室 塾長・ 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、オノマトペについて書きます。 ❤︎オノマトペとは、 "オノマトペ(onomatopée)"は、 擬音語・擬態語・擬情語を意味するフランス語です。 擬音語は、声や音を表します。 擬態語は、状態や動作を表します。 擬情語は、心の状態や変化を表します。 いろいろな物事を 音(おん)で表すオノマトペは、 子どもにとっても親しみやすい言葉です。 ❤︎日本語のオノマトペ表現の豊富さは世界一 また、 日本語にはオノマトペの表現が多く、 その理由は、 動詞などの語彙が限られていることが原因です。 たとえば、 英語で"見る"は、 see,look,watch,gaze,stare,glance…… いろいろな単語があり、それぞれニュアンスが違います。 一方、日本語では、 "見る"という1語だけです。 そこで、 さまざまなニュアンスを伝えるために ぼんやり、まじまじ、じろじろ、きょろきょろ、ちらっと…… このようにオノマトペが発達しました。 ❤︎オノマトペでやる気アップ 学習を始める前に オノマトペを使って 行動をシミュレーションすると、 脳の線条体(やる気を司る部位)の活動が 高まりやすくなることが明らかになっています。 たとえば、 学習の前に 「これからピーンと背筋を伸ばして、 サッと机に向かい、 うきうきした気持ちで 新しいことを学び、 ばりばり問題を解きます。 そしたら、 どんどん頭が良くなります。」 オノマトペを使うと、楽しくなりますね。 ❤︎オノマトペで効果が高まる オノマトペは動作と一緒に言ったり、 イメージを頭の中で思い浮かべたり、 心をこめて言ったりすると、 より効果が高まります。 たとえば、 正解したとき、 手で丸を作って、 ニコニコして「ピンポン」と言われたら、 すごく嬉しいですね。 また、 音と動作を連動させることで、 記憶に残りやすくもなります。 ❤︎オノマト ペで表現力を育てる 子どもに、 たくさんオノマトペを使って話しかけてあげましょう。 楽しいオノマトペは、 子どもの感情が豊かにします。 また、 子どもにもオノマトペを使うように促しましょう。