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9月, 2022の投稿を表示しています

言葉の発達はマザリーズの質量

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、言葉の発達についてかきます。 ❤︎マザリーズという話しかけ マザリーズとは、 抑揚をつけて、 母音を強調し、 話すトーンを高く、 ゆっくりと、 大げさな顔の表情もつけて、 相手の反応を待つように間をとりながら、 同じ言葉をくりかえすように話すことです。 ❤︎ 言葉の発達が早い子と遅い子の違い マザリーズの話しかけをして 子どもと接していると、 子どもが1歳半になったときには、 そうでない子どもに比べて 約2倍の言葉を話したそうです。 ❤︎言葉の量と質が子どもに影響する ❶学歴の高い家庭 学歴が高く高収入の家庭の親は、 低所得の家庭より3倍以上も語りかけていて、 この差から、 高所得者の子どものほうが言葉の発達が早い、 ということも報告されています。 ❷コミュニケーションの多い家庭 子どもは、 親の真似をして言葉を覚えていくため、 親がどのくらい口元や表情に注意をしながら、 相互にコミュニケーションをとっていたか、 とういことも 言葉の発達に非常に重要な要素になるそうです。 ❤︎言葉の発達は遺伝ではない だから、 子どもの言葉の発達は、 男女差でも遺伝でもなく、 聴覚が完成する胎生7ヶ月生から 親がどのくらい(量)、 かつ、どんな風に(質)話しかけていたか、 が最も重要になります。 ❤︎言葉の発達度合が学力を高める いえいえ、 言葉の発達度合が最初はちがっていても、 そのうちみんな同じくらい話せるようになるから 心配しなくて大丈夫、 という話をよく聞きます。 確かに、 多くの子どもは 普通に会話ができるようになるということに間違いがありません。 でも、 これほど発達に差がみられた言葉が、 将来的な能力の差に全くつながらないかというと そうではありません。 ❤︎まとめ。言葉の発達はマザリーズの質量 親が子どもに、 抑揚をつけて、 母音を強調し、 話すトーンを高く、 ゆっくりと、 大げさな顔の表情もつけて、 相手の反応を待つように間をとりながら、 同じ言葉をくりかえすように話すと 子どもの言葉が豊かに発達します。

子どもの”ウソ"を"正直”に

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、子どものウソについて書きます。 ❤︎ウソがウソを呼ぶ 人が一つのウソをつくと、 ウソをつき続けるために、 別のウソをつくという悪循環が起きます。 ウソをつくと、 つき続けることになってしまします。 ウソをつくことは、 歪んだ自己防衛です。 自己矛盾を生むことになります。 ❤︎ウソをついてはいけない、やがてバレる 絶対にウソをついてはいけない。 と教えましょう。 「親にウソをついても必ずばれる」 「ウソをつくのはやめよう」 と思わせることが大切です。 ❤︎ウソはわかる 子どもの様子を見ていれば、 ウソをついているかどうかはだいたいわかります。 ウソが発覚したときには、 やめさせます。 ❤︎ウソの告白を評価する 最も大切なことは、 正直にウソを告白したときには、 きちんと評価するということです。 〝人間の正直さを重視する〞ということです。 ❤︎「宿題をやった?」 たとえば、 子どもが「宿題をやった」とウソをついて遊びに行ってしまった場合です。 帰宅後に問い詰めたところ、 正直に「宿題をやっていなかった」と告白したとしましょう。 ❤︎ウソに焦点をあてると 「どうしてウソをついたの?」 「いつもウソをついてばかりじゃない」 このように、 ウソを認めた瞬間に一方的に叱ると、 子どもは萎縮してしまい、 正直に話そうとする気持ちを失います。 せっかく正直さを見せたのに、 ウソをついたところだけを見て叱り続けると、 ふたたびウソつきに戻るだけです。 ❤︎正直に告白したことに焦点をあてると ウソをついた子どもが、 ウソを正直に告白したのです。 これは、 人としてよりよい方向へ進んだということです。 事の善悪は一旦置いておいて、 まずは"正直になった"というところに焦点を当て、 きちんと評価してあげましょう。 そのうえで、 「本当のことを言ってくれたのは嬉しいけど、ウソをついてはいけないよ」と、 次にウソをつかないように導いてあげましょう。 ❤︎思っていることは投影する 思っていることは"投影"するといいます。 これは、 思っていることを、 すべてのことに当てはめて考えてしまうということです。 ❤︎自分がダメと思うと 自分自身のことをウソ

"素直"になると学力が上がる

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  こんにちは、 学びスタジオ®︎ 代表の奧川えつひろです。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 今回は、素直さについて書きます。 ❤︎学ぶうえで最も大事なことは、"素直さ" 素直な子どもは、 言葉がスーッと入ってきます。 言葉をそのままストレートに受け止めているのです。 そんな素直な子ほど理解が速いので、 学力がどんどん伸びます。 逆に素直でないと、 へそ曲がりの見方をするので、 言葉があっちへ引っかかり、 こっちへ引っかかり、 なかなか頭に入ってきません。 その結果、 理解をするのが遅くなります。 ❤︎へそ曲がりにならないために親できること ❶両親の円満なコミュニケーション 色々複雑な事情もあると思いますが、 お父さんの言うことにお母さんが反論したり、 お母さんのことをお父さんが否定していたり、 意見が対立してばかりの両親を 間近で見ている子どもは、 どちらの言うことを信じていいのか、 わからなくなります。 そのような子どもは、 人の言うことを素直に受け止めることができず、 否定的なことばかり言ったり、 常に揚げ足取りをしたりするようになります。 両親が心に余裕を持ち、 お互いの話をきちんと聞き、 自分に対する意見には素直に耳を傾けるというように円滑なコミュニケーションができていれば、 子どももそれにならって素直な性格に育っていきます。 ❷要領よくやろうとして、方針をコロコロ変えない ネットやママ友の評判に影響されて、 コロコロと意見を変えたり、 次々と新しいことを子どもにさせたりと、 両親に落ち着きがないと、 子どもは、 「また変わるかもしれない」 と物事を軽く見るようになります。 ある程度一貫性を持つことで、 一つのことに安心して、 正面から向かう姿勢が育っていきます。 ❸几帳面な生活を心がける できる限り 手間を惜しまず、 物事を丁寧に行うことは、 人や物に対して誠実に向き合うことの表れです。 子どもの心はまだ未熟ですから、 見えるもの、聞くものしか認識できません。 両親の几帳面な生活態度を見ることが、 子どもに誠実な心を育てることに繋がります。 ❤︎素直聞くこと、疑問に思うこと 素直に聞くことは、 決して、 説明されている内容に疑問を持ってはいけないということではありません。 たとえば、 先生の説明内容のある部分に疑問を持つことは